生活習慣病|都筑区の内科・循環器・呼吸器・糖尿病内科|センター北循環器・内科NCクリニック

〒224-0003横浜市都筑区中川中央1丁目1番3号 1階

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生活習慣病

生活習慣病|都筑区の内科・循環器・呼吸器・糖尿病内科|センター北循環器・内科NCクリニック

血圧を測る様子

高血圧・脂質異常症・糖尿病・高尿酸血症——こういった病気をまとめて「生活習慣病」と呼びます。
これらに共通しているのは、自覚症状がほとんどないという点です。「症状がないから大丈夫」「まだ若いから関係ない」と感じて放置しているうちに血管や臓器へのダメージが蓄積し、心筋梗塞・脳卒中・心不全・腎不全といった重篤な病気として現れることがあります。
しかし、適切な治療と生活習慣の見直しを組み合わせることで、進行を抑え合併症のリスクを下げることが期待できます。

動脈硬化という共通の問題

高血圧・脂質異常症・糖尿病はそれぞれ異なる病気ですが、いずれも動脈硬化を進める点で共通しています。
動脈硬化とは、本来しなやかで弾力のあるはずの血管が、少しずつ硬く狭くなっていく変化です。血管の内側にコレステロールなどが積み重なってプラークが形成され、血液の通り道が狭くなります。このプラークが破裂すると血の塊(血栓)が生じ、心臓の血管が詰まれば心筋梗塞、脳の血管が詰まれば脳梗塞を引き起こします。
動脈硬化は20〜30代から少しずつ始まると言われており、症状が出る頃にはすでに進行していることが多いです。そして一度進んだ動脈硬化は、完全に元には戻りません。だからこそ、早い段階から進行を食い止めることが重要です。

さらに、肥満・喫煙・運動不足・睡眠の乱れなどがこれらに加わると、リスクはさらに高まります。一つひとつを別々に考えるのではなく、全体として心血管リスクを評価することが大切です。

高血圧症

高血圧症とは?

収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の状態が続くことを高血圧症といいます。日本では成人の約3人に1人が高血圧とされており非常に身近な病気です。

高い血圧が血管壁に長年かかり続けることで、血管は傷つき硬くなっていきます。また、心臓は常に強い力で血液を押し出さなければならないため、心臓自体も肥大・疲弊していきます。高血圧を放置すると、心不全・心筋梗塞・脳卒中・腎不全などのリスクが高まります。

減塩や運動など生活習慣の改善のみで目標血圧に到達しない場合、または心臓病・糖尿病などのリスクが高い場合は、降圧薬による薬物療法を開始します。

家庭での血圧測定(起床後・就寝前)を習慣にし、記録を持参していただくと、より正確な治療管理が可能になります。

糖尿病

糖尿病とは?

インスリン(膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモン)の分泌量が不足したり、働きが低下したりすることで、血液中のブドウ糖の濃度(血糖値)が慢性的に高い状態が続く病気です。

主に以下の種類があります。

2型糖尿病

生活習慣・遺伝が関与しており、糖尿病患者さんの大多数を占めます。

1型糖尿病

免疫の異常により膵臓のインスリン分泌細胞が破壊されインスリンがほとんど出なくなってしまうタイプ。

その他

妊娠糖尿病、膵疾患・ステロイド薬などによる二次性糖尿病など。

糖尿病の三大合併症

長期間にわたる高血糖は、全身の細い血管(細小血管)と神経にダメージを与えます。

糖尿病網膜症

眼の網膜の血管が障害され、視力低下・失明につながる可能性があります。

糖尿病腎症

腎臓の血管が障害されることで腎機能が低下します。進行すると人工透析が必要になることがあります。日本の透析導入原因の第1位とされています。

糖尿病神経障害

手足のしびれ・痛み・感覚の鈍化・立ちくらみなどが起こります。

また、糖尿病のある方は、そうでない方に比べて心筋梗塞・心不全の発症リスクが2〜4倍高いとされています。さらに、糖尿病に伴う神経障害によって、心筋梗塞が起きても胸の痛みを感じにくくなる(無痛性心筋梗塞)こともあり、発見が遅れるケースもあります。

糖尿病の治療

食事療法・運動療法が治療の基本です。
これらで血糖コントロールが不十分な場合は、薬物療法を追加します。定期的なHbA1c・血糖測定で状態を確認しながら治療を進めます。

脂質異常症

脂質異常症とは?

血液中の脂質(コレステロール・中性脂肪)の値が基準範囲を外れた状態です。

以下のいずれかに該当する場合に診断されます。

  • LDLコレステロール(悪玉コレステロール):140mg/dL以上

  • HDLコレステロール(善玉コレステロール):40mg/dL未満

  • 中性脂肪(トリグリセリド):150mg/dL以上(空腹時)

動脈硬化との関係

LDLコレステロールが過剰になると、血管の内壁に入り込んでプラーク(コブ状の脂質の塊)を形成します。これが動脈硬化の引き金となり、血管が硬く・狭くなっていきます。プラークが破れて血栓ができると、心筋梗塞・脳梗塞などの命に関わる疾患を突然引き起こします。

生活習慣の改善のみで目標値に達しない場合や、すでに動脈硬化性疾患がある場合は、薬物療法が推奨されます。LDLコレステロールの目標値は「一律○○以下」ではなく、すでに心臓病や糖尿病があるかどうか、他のリスク因子がどれだけ重なっているかによって変わります。

高尿酸血症・痛風

高尿酸血症とは?

尿酸とは、細胞の核に含まれるプリン体が体内で代謝された後の最終産物です。血清尿酸値が7.0mg/dL超の状態を高尿酸血症といいます。

痛風発作とは?

血中に溶けきれなくなった尿酸が関節内で針状の結晶として沈着し、それに対して免疫細胞が過剰反応することで引き起こされる激しい炎症です。突然、関節(特に足の親指の付け根が最多)が赤く腫れ上がり、「風が吹いても痛い」と言われるほどの激痛が生じます。

高尿酸血症の合併症

  • 痛風関節炎(痛風発作)

  • 尿路結石:尿酸が腎臓・尿管に結晶化し、激しい側腹部痛・血尿を引き起こします。

  • 痛風腎・腎機能障害:尿酸の腎臓への沈着により腎機能が低下します。

  • 高血圧・脂質異常症・糖尿病との合併が多く、心血管疾患リスクも高まります。

高尿酸血症・痛風の治療

発作中は安静を保ち、炎症を抑える薬を使用します。発作が治まった後、尿酸値が高い状態が続く場合や発作を繰り返す場合は尿酸降下薬(尿酸生成抑制薬・尿酸排泄促進薬)による薬物療法を行います。生活面では、プリン体・アルコールの制限・十分な水分摂取・適正体重の維持が基本です。

よくある質問

糖尿病と言われましたが、薬は一生飲み続けないといけませんか?

必ずしもそうではありません。食事療法・運動療法により体重が減り、血糖コントロールが改善した場合は、医師の判断のもとで減薬・休薬を検討することがあります。ただし自己判断での中断は危険です。まずは生活習慣の改善に取り組みながら、定期的に医師と相談しましょう。

コレステロールが高いと言われましたが、食事を気をつければ薬は不要ですか?

軽度の場合は食事改善・運動で目標値に達することもあります。ただし、LDLコレステロールは食事だけでなく体質の影響も大きく、生活習慣を改善しても下がりにくい方も少なくありません。また、すでに心疾患がある方や複数の危険因子がある方は、より厳格な管理が必要です。まずは受診して、個別の状況を確認しましょう。

痛風発作が起きました。発作中はどうすればよいですか?

発作中は患部を安静に保ち、冷やすと痛みが和らぐことがあります(強く冷やしすぎると尿酸が結晶化しやすくなるため注意)。痛みが強い場合は炎症を抑える薬を使用しますので、まずは受診してください。発作中にアルコールを摂取したり、無理に動いたりすることは避けましょう。

生活習慣を改善したいのですが、何から手をつければよいですか?

一度にすべてを変えようとすると続かないことも多いです。最初から完璧を目指す必要はなく、まずは「ラーメンの汁を全部飲まない」「1駅分歩く」「寝る前のお酒を減らす」など、小さな一歩から始めることが大切です。当院では、患者さんの生活スタイルや好みに合わせた現実的な目標設定をサポートします。一人で悩まず、ぜひご相談ください。

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